神宮外苑絵画館日本画教室

コロナの影響で教室日程変更あります。下記記事ご確認下さいませ。 東京新宿区、神宮外苑絵画館日本画教室のブログです。伝統的な日本画の技術を学びながら、よりよい絵に近づけるよう制作をしています。初心者はデッサンから日本画の基礎を学べます。絵を描く喜びを感じていただければ幸いです。初心者クラスも開設。受講生募集中。講師:前本利彦

神宮外苑日本画教室募集要項

 

 

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日本画を学んでみたい方募集しています

 

日本画に関心があり、日本画を学びたいと思っている方へ
 
この教室は開設してから十五年目になります。神宮外苑の樹々に囲まれた
伝統ある絵画館の 広々とした綺麗な教室で学べます。
 
 
 
 
 

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日本画は日本で独自に発達してきた絵画です。日本の風土の中で 四季折々の花や風景を日本人らしい感覚で絵にしてきました。岩絵の具という粉末の絵の具を使い 毛筆で和紙や絹に描かれています。

 

 

 

 

 

 

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 教室では 初めての方は花のスケッチから学びます。鉛筆の線を使って花の形を描き 色鉛筆で色を塗りながら花の感じを出していきます。

スケッチに慣れたら 徐々に岩絵の具の使い方を学びます。

 

 

 

              主な指導方針

 

繊細で美しい日本画を学ぶことは 自然や名画を見る目が成長し 心の糧となることと思います。日本画には長い歴史があり 世界に類のない美しさを持つ絵画なのです。

そんな日本画の描き方と 心を学ぶことができますように願って指導しております。

 

日本画を描くのは始めてという方にも 初歩的な方法から少しづつ段階を追って 理解できるようにじっくりと丁寧にお教えするよう心がけています。根気よく続けて 真面目に努力することができる方を募集しています。

 

日本画を観るのも良いものですが 日本画の材料を実際に手に取って 筆や岩絵の具の感触を体験し 自ら描いて美を創り出すことは 何物にも代えがたい喜びとなることと思います。日本人の生み出した伝統ある絵画とはどんなものなのか 日本人独特の感性とは一体どの様な特色を持ったものなのかといったことを 描くことを通じて感じて頂ければ幸いと思って居ります。現代では失われつつある貴重な日本画の古典技法を守り 伝えてゆくことを願って止みません。古典技法を学ぶことは簡単ではありませんが それを学ぶ喜びを求めていただきたいと思います。 

 

 

 

 

 

             教室のご案内

 

 

 

木曜日クラス・土曜日クラス・日曜日クラスの3クラス 

     ご都合のよい曜日を選んで入会することが出来ます。

 

教室は 月に一度です

 

*どのクラスへの お振替もご自由です

 

日本画のを習得には毎月一回の教室に地道に出席して頂くことが欠かせません。お仕事の都合等でお休みしなくてはならない方のために  当教室では振替という制度を設けています。事前にメールでお知らせ頂けば 在籍クラス以外のご都合のよろしい曜日へ振り替えてご出席頂けます。

お振替をご利用になって毎月お越しになることが上達への第一歩だとお考えくだされば幸いです。

 

 

 

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   教室はゆったりとしたスペースがあり 教材を気兼ねなく広げることが

   出来ますし 各自のペースで落ち着いて制作出来る申し分のない環境で

   す。教室ではいっせいに課題を描くことはございません。各自描きたい

   モチーフを選び 自由なペースで制作を進めます。講師が各机を回って

   指導を行い 疑問点などにお答えし技法や表現方法などをアドヴァイス

   致します。初めての方の どの様なご質問にもお答えいたしますのでご   

   安心下さい。教室の方々の作品に 講師の寸評を添えて紹介した「作品

   紹介」をご覧頂くとご参考になるかと存じます。

 

     

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               2024年・4月の日程

 

                     🌷

     

          4月18日 木曜日クラス  

       4月20日 土曜日クラス  

       4月21日 日曜日クラス      

             

   

 

                   

 

          2024年 日程表 1月~12月

 



 

この様なスケジュールで教室を開催致します。教室のご見学はスケジュールに沿って

お電話 又はメールでお申し込みください。

 

ご見学の方へ : ご見学にいらっしゃる方は12時40分頃にお し下さい。 

 昼食後の12時40分から 講師がご説明致し ます。ご質問にもお答え致します。

 ご不明の点がございましたら お気兼ねな く どのようなことでもお尋ね下さい。  

午後の授業は1時から始めますので教室の様 子などをご自由にご覧になれます。

 

※尚 当教室では 【体験教室】は設けておりませんのでご承知おき下さい。体験教室に関するご質問は受けかねます。宜しくご理解賜りますようお願い申し上げます。

         

          

        

*時間・月謝・用具・場所・問合せ先は      

 次をご覧ください。

 

 

 

*時間:10:00a.m.~16:00p.m.

                     (お昼休み 12:00~13:00)

 

 *月謝    :8,000円

                   

 

*用具:初心者の方は 下記のスケッチ用具を各自で揃えて頂きます。

 

     ◍初回にご持参頂くスケッチの為の用具です 

 

       ・スケッチブック F6号 (HOMO DRAWING BOOK  MuseF6)

                          ・鉛筆 H・HB・2B・3B・4B 各一本

       ・色鉛筆 24色以上 (ホルベイン・アーチスト色鉛筆)

       ・ねり消しゴム  (イージークリーナー)

       ・鉛筆削り器 カッターナイフ

       ・初回にスケッチする 花一輪 単純で描き易い形のお好きな花

       ・花瓶 スケッチする花を活けるための軽便なもの プラスチック等

                            

        

注:お持ちになる花について

 

*花や葉は あまり沢山付いていない 単純な形のものをお勧め致します。     

*花瓶につきましては 花が倒れない様な物 ペットボトルでもかまいません。

 

  

 

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     ◍岩絵の具を使うようになりましたら 日本画用具セットが必要になります

      詳しい内容はその際にご説明致します。

 

        ・日本画用具セット 約 30,000円 位

                           注:価格は多少の変動がございます。

 

 

*場所:〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町1番1号  

      明治神宮外苑聖徳記念絵画館 1階

    

 

         最寄駅: JR  「信濃町駅

           地下鉄 「青山一丁目駅」 

               「外苑前駅 

 

 

              教室の場所を記した見取り図です。

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    正面玄関入口

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*お申し込み お問い合わせは

 

           お問い合わせ先:前本利彦

            TEL & FAX : 0551-38-0385                                E-mail : maemoto710@outlook.jp

 

 

*ご見学をご希望の方は お越しになる日取りがお決まりになりましたら メール又はお電話でお申し込み下さい。

 

*ご入会をお申し込みの際は お始めになりたいクラスを (例:3月25日の日曜日クラス) お知らせください。

 

*初心者の方は当日 午前十時にいらしていただければ ご入会手続の後すぐに 花のスケッチを始めて頂けますので 前出の持ち物リストのスケッチの用具と 花一輪をお持ち下さい。

 

*経験者で すぐに日本画の制作から始めたい方はその旨を合わせてお知らせ下さい。

 

 

 

  ご不明な点などは いつでもお気軽にお問い合わせください。

  又 お気づきの点などもご遠慮なくお申し付けくださいませ。                 

 

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    **  第二回 神宮外苑絵画館日本画教室展

 

 

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世田谷美術館 区民ギャラリーで 2018年・11月27日~12月2日 開催された展覧会は

無事終了致しました。皆様のおかげで有意義な展覧会になりました。ご高覧賜りましたことを感謝申し上げます。

               

 

教室の様子や教室の方々の作品などは「神宮外苑絵画館日本画教室 作品紹介」 

 に掲載いたしました。 ご覧になって ご参考になさって下さい。

前本利彦の作品などをご紹介するブログ 「日本画の杜」も合わせてご覧下さい。

 

 

                                     

            f:id:nihonga:20160402195348j:plain 講師:前本利彦 (無所属)

 

                  略歴:1948年  北海道生まれ

                          1974年 多摩美術大学大学院日本画科卒業

                          1980年 神奈川県展大賞受賞

                          1984年 セントラル美術館日本画大賞展 招待出品 優秀賞受賞

                          1985年 セントラル美術館裸婦大賞展 招待出品 優秀賞受賞

                          1993年 個展「LA MODA ルチアーノ ソプラーニを描く」オンワードギャラリー  

                          1995年 個展「聖 風景」(成川美術館)  1996年 個展「微風」日本橋三腰 

                          2000年 高野山蓮華院障壁画制作    2001年 個展「千草百草」(成川美術館

                          2004年 個展「花の朝」(成川美術館) 2012年 個展「百花繚乱」(成川美術館

                          2015年 個展「移り行く季」(日本橋三越

                                     2015年 個展「透明な花の輝き」(成川美術館

 

                                                                                  山梨県北杜市在住   

    現在は八ヶ岳南麓のアトリエで制作を続けています。前本利彦の作品や人となり

   日本画のあれこれなどを綴った ブログ「日本画の杜」をご覧になってみて下さ

   い。第十七章・第十八章では「前本利彦の人物画」を特集致しました。    

          

   

 

                  

 

                    

重要なお知らせ

     神宮外苑絵画館事務局よりお願い

                               2022年3月

 

 

事務局で行って参りました通行証の取り扱い方法が 3月より変わりました。今後は事務局ではなく教室内で手続きをして頂く事になりました。事務局に立ち寄らず 直接教室にお入りください。通行証は従来のものとは異なり 各自持ち帰り 教室のある時には必ずご持参頂きます。新しい「入館許可証」は教室でお渡し致します。この「入館許可証」はお預けするものです。様々なご事情で 教室にお越しになれなくなった場合 又は6ヶ月以上の長期欠席の方は前本まで必ずご返却下さい。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

只今 行方不明となっております №11 №40 №43 №55 №77 の入館許可証をお持ちの方は 前本迄ご郵送下さい。 

 

 

                

                                    🌷4月の教室🌷

 

     

                     木曜日クラス:4月18日 

                           土曜日クラス:4月20日  

                           日曜日クラス:4月21日

 

 

             🌷

 

      

      2024年 1月~12月 教室日程

すでにお渡しいたしました年間日程表の4月の日程が変更になりました

1月の教室で4月の日程変更のプリントをお配りいたしましたが 内容に誤りがありま   した。大変申し訳ございません。2月の教室で改めて下記のプリントをお配り致します。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

     





 



                   *
      

 神宮外苑絵画館より入退館時についてのお知らせがあります。

入口は従来どおりですが ガードマンさんは警備していません。

詳細は添付書類の通りでございます。

2021年6月1日より実施されますので どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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                 🍊

 

作品紹介 2024年・3月

3月の教室から完成作品をご紹介致します。一生懸命に描かれた作品ばかりです。

 

🌸 日曜日クラス

 

 

 

 

                                                                                                       藤森さん

 

時間を掛けて描き込まれた シッカリとした絵です。中心にした赤い色の花が良く出来ており 岩絵の具の特徴である絵の具を溜める効果を使ってふっくらとした花弁の厚みと柔らかさを出しています。特に蕾が良いと思います。日本画の技術も身に付いて来ましたのでこれからどんな絵が出来るか楽しみです。

 

 

 

 

                                   陳さん

 

蝶や花 自画像が描かれていますがどれも思い入れが感じられ 単に図柄を描いたのではない絵画性が有ります。ルドンを感じさせますが 陳さんの感性に繋がるものがあるのだと思います。内面のリアリティがあるので陳さんの絵になっており 優れた絵画です。

 

 

 

 

                                  松本さん

 

松本さんは技術も感性も持っていますが 今回の絵はそれが発揮出来た絵になりました。松本さんの持っている抒情性が今迄はまだ幼稚さ残していましたが しっかりとした絵画性を持った絵になって来ました。その自覚を持って進んで下さい。

 

 

 

 

                                  R.Nさん

 

絵の具を使い始めて一点目の作品ですがしっかり描けています。作者の表現したい気持ちが素直に伝わります。横向きの花とやや正面を向いた花を組み合わせて二輪とも同じ向きの葉を組み合わせたのは偶然かもしれませんが 花の色も伴って不思議な静かさを感じます。

 

 

 

 

🌸 土曜日クラス

 

 

 

 

 

                                  吉川さん

 

銀箔の揉み紙の上に薔薇を二輪描きましたが 柔らかく優しい花の表情を素直に良く描けました。葉の色の違いの強弱も良く出来たと思います。積み重ねた事は必ず身に付いていますので 根気よく絵を描いてください。

 

 

 

 

                                   近藤さん

 

豪快な波を近藤さんらしく延びやかに描いていますが 水平線を曲げたり空を狭く取ったり 岩の上を這う細かい波など 緻密な感性も見られます。岩は粒子の粗い絵の具で岩の感じを出しており 波の重さ 海の深さも良く表現されています。

 

 

 

 

                                   杉本さん

 

絵の具を使うようになって一枚目の絵だと思いますが 丹念に良く描けています。鷺が様々な方向に飛ぶように描かれ 茎も素直に延びており 葉の曲線も活き活きとした感じに描けました。岩絵の具の扱いは慣れるまで大変ですが必ず身に付いてきますので根気よく練習して下さい。

 

 

 

 

🌸 木曜日クラス

 

 

 

 

                                   大橋さん

 

空間を生かした面白い絵です。バックのアルミ泥と墨で静かな雰囲気を作っています。百合の白さで清浄感を感じさせ 虫たちで様々な命を表現しているように思います。絵は図柄で説明するものではないので これからも写生という言葉の通り生きる事を汲み取る意識を持って描いて行ってください。

 

 

 

 

                   🌸

作品紹介 2024・2月

2月の教室から完成作品をご紹介致します。

 

 土曜日クラス

 

 

 

                                  大場さん

 

私はこの絵を見ていて何も言葉を挟む余地がありませんでした。表現としての色や形もそうですが 奥に沈む内的なものが少しも主張する訳でもないのにこちらに沁みてきます。クオリティーの高さとはこの様な事をいうのだとおもいました。

 

 

 

 

 

                                   天野さん

 

北里柴三郎の記念館に行った時の印象を描いた絵です。天野さんらしく三人の柴三郎の面影を描きました。周りの風景が美しく 記念館の様子も味わい深く描けました。天野さんの柴三郎に寄せる純粋で素直な思いが良く伝わって来ます。

 

 

 

 

                                西脇なほ子さん

 

同じ図柄の花の絵を反転させ 銀箔の下塗りも別々に換えて実験的に描いた二点の絵です。左側は草花の張りを感じ 右側は情緒的な雰囲気を感じます。上部の空間を開けた事を含め 作者の優しさが良く出ていると思います。

 

 

 

 日曜日クラス

 

 

 

 

                                   小原さん

 

奥に尖った木々の森がありゴッホを思わせる 黄色と赤のタッチで描かれた山 黒く水平に揺れる水とその間にある岩か島か それぞれが小原さんの裡にある静かな叫びのようなものを感じます。小原さん独特の感性ですが この絵はそれが破綻なく 良く出たえになりました。

 

 

 

 木曜日クラス

 

 

 

                                   新井さん

 

淡く 音無しい絵ですが 構図や色 絵の具の扱いなどに知的な感性を感じます。都会的と言うのか シャレた感じもあります。これからどんな絵を描くのか楽しみに見たいと思っています。

 

 

 

 

                                   小泉さん

 

良く目にする蕪を描きました。何気ない日常の中に様々な思いが詰まっているような味わい深い絵です。静かだからこそ余計語りかけて来るものがあり 描写の技術も進歩して来ています。

 

 

 

 

   

   

                               川俣さん

 

溌剌とした元気の良い絵です。色彩も明るく 岩絵の具の扱いもだいぶ慣れて来ました。描き続けていると必ず身に付いてくるものが有るので どんな絵が出来て来るのか見ていきたいと思っています。

 

 

 

 

                                   田中さん

 

今回は蕪の絵が二点ありましたが身近なものに目をやり心に触れるものを描くのが絵の基本だと思います。この絵も素直に正直に描かれており蕪のひげ根 葉 椎茸の石附」の方向など動きがあり活き活きと描けました。

 

 

 

 

 

                   

 

作品紹介 2024・1月

新しい年を迎えました。本年も作品紹介をどうぞごゆっくりとお楽しみください。

 

⛄ 木曜日クラス

 

 

 

                                         片山 健さん

 

絵の具を使い始めて一点目の作品です。繊細さが感じられ 丁寧に良く描かれていますデッサンも良く 葉 茎 花弁の形など神経が行き届いており 花の印象を感じ取りながら描いている事が伝わります。特に蕾に優しい抒情性が感じられ片山さんらしさが出ていると思います。

 

 

 

 

 

                 ⛄

作品紹介 2023 ・12月

12月教室から完成作品をご紹介いたします。

 

🎄土曜日クラス

 

 

                                   花村さん

 

絵の具を使い始めて一一枚目の絵ですが 上手に絵の具を使っています。

丁寧に熱心に描かれており 岩絵の具に合った勉強をしています。

現代の日本画はあまり品格の事などは言わなくなりましたが 岩絵の具の持っている品格は失いたくないと思います。花村さんにはそのような日本画を描いて行ってほしいと願っています。

 

 

 

 

                    🎄

 

 

 

作品紹介 2022・11月

11月の教室から完成作品をご紹介致します。大変遅くなりまして申し訳ございませんでした。

 

 

🍂土曜日クラス

 

 

 

                                  吉岡さん

 

今回の絵も々しい清潔感のある絵に仕上がりました。色彩が良く 絵の具を扱う技術も進歩してきています。蓮の実の色相の良さがこの絵を決めています。

 

 

 

 

 

                                   天野さん

 

学生の頃 応援団だった追憶です。人物の表情 配置などすべて完璧です。交じり気の無い純粋な感性で出来上がっている絵です。

 

 

 

 

 

                                  西脇Nさん

 

金地に墨と胡粉で描かれましたが 墨の雲の表現に苦労しました。金箔の薄い光と相まって神秘的表現が出来たと思います。思いを形にするのは容易ではありませんが それが出来る感性を持っていると思います。

 

 

 

 

🍂木曜日クラス

 

 

 

 

                                   吉永さん

 

いつもの吉永さんの優しさが出ています。手前のシダのような葉との組み合わせが さすがに良く出来ています。茎をほぼ直線で描かれていますが それが静さを感じさせ堅くならないのは吉永さんならではです。

 

 

 

     

                               

                                   竹渕さん

 

金泥地に金砂子を散らした背景に 小手毬を描きました。装飾的な表現ですが 小手毬の流れるような動きが絵の表情になっています。

 

 

 

 

 

                                   中井さん

 

暗い背景に浮かぶように白い百合が描かれています。苦労しましたが白の抑揚の変化で浮遊感が出せたと思います。蕊が均一にならず それぞれの表情が出ればもっと良かったと思います。

 

 

🍂日曜日クラス

 

 

 

 

                                   後藤さん

 

なかなかの力作です。葉の緑の変化が良く出来ました。構図も思い切りが良く 絵が生き生きしています。籠も 大きさ 位置 描写も申し分ありません。技術も進歩しました。

 

 

 

 

                                   小原さん

                                   小原さん

 

黄色の着物に 燻んだ赤の花 背景の黒群青など 配色が良く出来ました。髪のほつれや 帯の上の飾りなど細部が的確で効果的です。バイオリンを弾く女性の絵も丹念に良く描かれており 洋服 犬のポーズ 表情 鉢植えの木 壁の絵など細部の小物が効いています。

 

 

 

 

 

                  🍂