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神宮外苑絵画館日本画教室

東京新宿区、神宮外苑絵画館日本画教室のブログです。伝統的な日本画の技術を学びながら、よりよい絵に近づけるよう制作をしています。初心者はデッサンから日本画の基礎を学べます。絵を描く喜びを感じていただければ幸いです。初心者クラスも開設。受講生募集中。講師:前本利彦

パネルに紙を貼る

今回は初めてパネルに紙を貼る方がいたので、先生がデモンストレーションしてくださいました。ものすごく基本的なことですが、意外に自分がやってることと違ったりして目からウロコでした。

まず、紙は白麻紙3号。(お店によって同じ名前の紙でも厚みなどが違うことがあるので注意。先生は上野の喜屋さんで購入されるそうです。) 下張りには、裏打ち紙の安いの(ちょっと厚みがあるのがいい)を用意。今回は本紙だけ張りますが、パネルのあくが付かないように本紙の下にもう一枚紙を張る方がいいです(下張り)。

パネルにのりを塗ります。側面の、下半分だけに。のりは、やまとのりの原液を多めに。新しい木は結構水分を吸い込むので、のりはたっぷり塗る。のり刷毛があれば使うといい。

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白麻紙の裏に水をぬる。ドーサ刷毛などを使って、水がたまらないように、まんべんなく。で、しばらくおく。乾き切らないように注意。パネルに濡れた面を下にして紙を置いて、パネルにべちゃっとくっつかない程度に乾くまでおいておく。

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乾いた布巾などで、紙の下の空気を抜きながら、紙を張っていく。パネルの長辺のまん中あたりから紙を側面に折り込み、張っていく。まん中から端の方へ向って、紙をとめていく。初めの1辺は仮にとめるつもりでゆるく貼っていく。次にその反対の長辺をとめる。今度はしっかりとめる。f:id:maemotonihonga:20110227111024j:image

親指で下に紙を引っ張りながら、貼っていく。特に角はしわにならないよう注意。で、また反対の長辺(最初に仮止めした辺)をしっかり貼る。その後、短辺を貼る。

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角は三角に折って、そのまま放置。(もし紙張りを失敗した時に紙を外せるように。)角は、全部乾いてから最後に折って貼ります。

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紙を張るのって、私はいつも緊張します。綺麗に張らないと、絵が全部うまくいかなくなっちゃうので。先生のようにさらりと綺麗に張れるようになれたらいいなあ!