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神宮外苑絵画館日本画教室

東京新宿区、神宮外苑絵画館日本画教室のブログです。伝統的な日本画の技術を学びながら、よりよい絵に近づけるよう制作をしています。初心者はデッサンから日本画の基礎を学べます。絵を描く喜びを感じていただければ幸いです。初心者クラスも開設。受講生募集中。講師:前本利彦

5月

f:id:nihonga:20160607124137j:plain 新緑が綺麗な季節です。神宮外苑日本画教室へつながる道も緑が美しく、ほんの少しの間なのですが森の中を歩いている気分を味わえます。私はこの道を歩くと日常から離れて、気持ちがリフレッシュされるように感じます。貴重な時間です。

 

 

今月も花、人物、動物とみなさん好きなものを描いています。

人物(浴衣の美人!)を描いていらっしゃる方は、手のあたりがうまくいかないと先生に相談されてました。もう岩絵の具で色をぬっていますが、先生はその上から薄い色の鉛筆(2Hとか)で線を描いて修正していきます。

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 先生:「指の節、関節を意識して描きましょう。関節のところの色を少しつけて、関節を暗示するように。指のしわを一本一本描くとうるさくなるので気をつけて。骨のでっぱりもしっかり描くとごつごつした印象になるので、うっすらと描きましょう。

着物の袖口、実際の線じゃなくて『絵として綺麗な線』に描き直していいですよ。綺麗と言っても、なめらかならきれいとは限らないです。絵に合わせて考えてください。」

 ハイレベル!なんだか難しそうです(^ ^;)

 

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 こちらは基礎的です(^ ^) 岩絵の具初心者の方たちに、先生が実際に絵の具をねって見せて下さいました。

「岩絵の具をお皿に出して、ニカワを数滴加えたら、よく練るというのが基本中の基本です。岩絵の具とニカワがよく混ざるように。そうしないと、あとで絵の具が剥落してきたり、絵の具を塗り重ねるときに下に塗った絵の具が取れたりしますから気をつけて。お皿にべたべたくっついてくるぐらいよく練りましょう。そこに水を入れてといていきます。」「混色は、同じ細かさの岩絵の具同士ならきれいに混ざります。ただ、緑青+黄色で黄緑を作るぐらいならいいけど、紫を作るのに青+赤とかすると色があまり綺麗じゃなくなってしまうので、注意して下さい。綺麗な紫の岩絵の具を塗る方が色がいいです。」

 

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こちらは猫の絵。大下図をトレースしようとしているところです。猫の毛の模様や体の線、どうやって描くといいですか?

「模様の境目や体の輪郭は、一本の線で描くのではなくて、毛描きするといいです。トレースする時も毛のふわふわした感じをそのまま描いて。耳や目とかははっきりした一本の線で描くといいけど、そういうところ以外は毛を描きましょう。」

下描き、トレースの段階からもう、ふわふわなものはふわふわに描くんですね。前本先生は猫大好きでいらっしゃるので、線描きにも優しさが感じられます~。

 

 

さて、来月は突然ですが、人物デッサンします!

すてきなモデルさん(着衣)をじっくり4時間かけて描ける貴重な機会です。人物描きたい方はこの機会に是非! なかなか人物デッサンって機会がないので、とても楽しみです&どきどきです!ちゃんと描けますように。。。

持ち物:F6号以上のスケッチブック あるいは画用紙

    鉛筆など筆記用具、色鉛筆

    持ってる方は携帯用イーゼル