2020年10月・11月・12月の教室から 完成作品をご紹介致します。
講師の寸評も合わせてご覧頂ければ幸いです。
🎍 日曜日クラス
亀田さん
亀田さんの知性と感性がバランス良く発揮出来た 優れた作品です。表現技術も確かなものがあり 内容も様々に感じ取れる深さがあります。
真篠さん
白い揉み紙の背景が 花の色や形と良く合って早春の風情を出しています。枝の動きのバランスが良く そこに花の朱の強弱が加わり 葉の緑も それをつなげるアクセントとして的確に出来ました。
唐澤さん
岩絵の具を初めて使った作品ですが すでに清潔感のある個性を感じます。透明で柔らかい筆致が持ち味だと思います。
小原さん
独特の感性を感じます。花も葉もほとんどが正面を向いています。右上にある茎が延びた一群があり そこが絵全体に動きと変化を与えています。これからどんな絵が出来ていくのか楽しみです。
高井さん
溌剌とした自由な桜です。伸びやかな感性の良さが発揮された作品です。
斎藤Aさん
30号程ある大きな作品ですが イラスト的になるモチーフをよく絵画的に仕上げました
それはひとえに 斎藤Aさんの人間味と熱意から来るものだと思います。
🎍 木曜日クラス
中井さん
よく日本画に描かれる題材ですが 通俗的にならず 感情が入った作品になりました。
花びらの胡粉の扱いがとても良かったと思います。
上原さん
いつもの様に延びやかに 活き活きと描かれています。色彩の感覚も良く 今回の絵は定形に陥る事なく 素直に描けました。水の表現が良かったです。
白尾さん
色彩のぼかしのトーンで自分の形を作ろうとしています。これからの作品がどのように進んで行くの期待を持って楽しみにしています。
小泉さん
秋の風情を素直に描いています。なにげない構図が 静かさを感じさせ良いのではないでしょうか。
🎍 土曜日クラス
片山さん
構図が良く出来ました。葉の動きと ふた株の組み合わせ方がとても綺麗で 早春の爽やかさを感じます。チラチラとした花の動きも良いと思います。
青木さん
武者絵の模写ですが 丹念に良く勉強しました。こうした積み重ねが必ず身になると思います。
近藤さん
屈託のない延びやかな強さを感じます。技術も少しずつ身に付けてきています。どこまで延びるのか磨いて行ってほしいと願っています。
天野Kさん
今度の絵も天野さんのゆるぎない独特の世界です。懐古的な本当の詩を感じます。いつも描かれる蝶は作者が絵の世界に誘っているのでしょうか。
古田さん
作者の心情を表現しようとした作品ですが 絵の具を丹念に塗り込む事によって 感情を抑制出来た事が深みになったと思います。熱意が伝わる作品です。
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