2月の教室から 完成作品をご紹介致します。講師の寸評も合わせてご覧ください。
❅ 木曜日クラス
竹渕さん
この絵は一年以上 随分長く掛けて描いた絵です。薄のデッサンが 良く描けていたので薄に合わせて 雪山をイメージし 背景としました。苦労して 何度も塗り重ねた事が 絵の効果として厚味のあるものにしました。そして それが内容の 深い情感にも繋がったように感じます。竹渕さんは 写生の中に情感を感じ取る資質に長けたものがあり それを生かした絵を描いて行って欲しいと思っています。
澤辺さん
今回の絵も澤辺さんの持ち味が出た絵になりました。モチーフの白い芙容も澤辺さんの個性に合っていると思います。胡粉の扱いが 大分慣れてきて 上手になりました。粒子のある絵の具の扱いが難しいと思いますが 根気よく描いていれば 身に付いて来て急に開けて来ますので 楽しみに頑張って下さい。
❅ 土曜日クラス
堀内さん
順調に着実に進歩しています。今回の絵は 花の紫の色に苦心しましたが いろいろ工夫しながら 曖昧な難しい色を表現出来ました。苦労することが 技術の進歩に繋がりますので 頑張って下さい。次回からは パネルに自分で和紙を貼って描く段階に入ります。何を描くのか分かりませんが 楽しみにしております。
❅ 日曜日クラス
後藤さん
まだ絵の具を使い始めて二点目の作品だと思いますが 日本画に興味を持ち とても熱心に真面目に取り組んでいます。きっと まだまだ上達すると楽しみに期待しています今のように 素直に絵に向う姿勢を続けて行って欲しいと願っています。色彩が柔らかく 澄んでいるのが良いと思います。
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